トヨタ自動車の欧州部門は1月22日、フランス工場に3億ユーロ(約410億円)以上を投資し、TNGAを導入した新型車の生産に向けて、工場を刷新すると発表した。
トヨタが投資を行うのは、フランス・バランシエンヌのTMMF(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・フランス)。TMMFは1998年10月に設立され、2001年1月に稼働。現在、『ヤリス』(日本名:『ヴィッツ』)を生産している。
TNGAは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャーの略。車の基本性能の走る、曲がる、止まるをレベルアップさせるために、プラットフォームを中心に全面的に見直し。同時に、車の中核となるパワートレーンについても、エンジン、トランスミッション、ハイブリッドシステムを一新していく取り組みを指す。
トヨタはフランス工場に3億ユーロ以上を投資し、TNGAを導入した新型車の生産に向けて、工場を刷新する計画。同工場の生産能力についても将来、年間30万台レベルに引き上げることを目指す、としている。