365日使い倒せる“ちょうど良い”SUV「アウディQ2」の実用性に驚く…藤島知子

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アウディQ2 1.0TFSI sport
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◆日本市場の“空気”を読んだスリーサイズ

優等生的な時代に、斬新なコンセプトを掲げて登場した『アウディQ2』今や世界のコンパクトカー市場は個性的なデザインと実用性をバランスしたクロスオーバーSUVの躍進で拡がりをみせているが、個性豊かなラインナップが出揃う中、Q2は日本で生活する私たちにとって、乗りこなしやすいサイズ、欲しい装備が満載のモデルに仕上げられているようだ。

Q2の全長は4200mm、全幅1795mm。全高は1530mmで、一般的な機械式駐車場に収まる高さといえる。これはまさに、初めての輸入車として所有しても街乗りで不便を感じさせないボディサイズ。マンション住まいでも選べるSUVという点では、売れ筋の日本車以上に街中でのポテンシャルが高いことに驚かされる。

日本市場の“空気”を読んだスリーサイズもさることながら、そのスタイリングはこれまでのアウディのデザインとは一線を画す、斬新な技巧が凝らされている。デザインキーワードは「ポリゴン」。ごつごつとした幾何学的な面が、Q2のエクステリアを形作っている。

ボディサイドに回り込むと、180mmの地上高を確保したSUVのスタイルながら、ルーフはクーペライクなシルエットでスポーティなキャラクターを想起させる。印象的なのはドアのショルダー部のディテール。バターの角をナイフで削ぎ落としたような大胆なカットは、若さ故の荒々しさや、弾けるような勢いを彷彿とさせる表現だ。

唯一無二の多面的なデザインと、いたるところに散りばめられたアクセントは、日の光や街頭の灯りによっていくつもの表情を生み出す。ふとした瞬間に、それまで見せなかった表情でドライバーを迎えてくれるだろう。例えば日本の着物が、普段見せない裏地にこだわるように、アウディQ2のデザインにも“粋”なこだわりが感じられる。斬新なデザインながら、毎日つき合っても飽きがくることはないだろう。

アウディで最もコンパクトなSUVでありながら、異端児として魅力を放つQ2。このひとクセある個性的なクルマをキャンバスにして、自分流のスタイルやファッションを表現できたら、人もクルマも互いの存在価値を高め合うことができそうだ。

◆想像以上に実用的な設計

アウディの文法に倣い、インテリアは高品質なパーツを精緻に組み上げることで、洗練された空間を演出している。インパネには鈍い艶を放つアルミ材を大胆にあしらったデコラティブパネルがあしらわれているほか、メーターはアナログ式のほかに、『TT』や『A4』などに採用され、多くのオーナーがオプションで選択しているという「アウディ バーチャルコックピット」を備える。12.3インチの高解像度の液晶ディスプレイにはGoogle mapを映し出して目的地までの道案内をしたり、車両の情報やメディアの再生といった機能も集約されていて、視線の移動を最小限に様々な機能や情報を活用できるのは最大のメリットだ。ちなみに、カーナビの目的地の入力は手元のダイヤルで操作するほか、手書きの文字入力や音声入力にも対応。専用のLTE回線を使ってキーワード検索も出来る。これなら短時間で出発に漕ぎ着けられそうだ。

ユーティリティ面では、車内に12Vのシガーソケットが設けられているほか、スマホやタブレットの充電に重宝するUSB端子が2つとAUX端子も設置。こうして、人がクルマと向き合うインターフェースに今ドキ感が感じられることも、毎日乗る度に先進的なクルマを所有している満足感を高めてくれそうだ。

外観はスタイリッシュなQ2だが、室内は想像していた以上に実用的な設計が施されている。ボディサイズは1クラス上の『Q3』と比べて1まわりコンパクトだが、居住空間の広さはほぼ同じ。まさに「いいとこ取り」だ。快適性では、クッションに厚みがある後席は身体をしっかりと受けとめてくれるほか、身長180cmの男性が運転席に座っても、後席乗員の膝回りには軽く足が組めるほどの余裕が与えられる。さらに、荷室は405リットルという日常用途で充分な容量が確保されている以外にも、荷物を沢山積みたいときは後席の背もたれをアレンジが可能で、最大1050リットルまで拡大する。荷室の床板は二段階で高さが調整できるので、上段にしてシートを倒せば、フラットで奥行きのある荷室空間を確保することもできる。

◆SUVながら小回り性はコンパクトカーそのもの

今回のドライブでハンドルを握った「Audi Q2 1.0 TFSI sport」は、快適性とパワーの両立を目指した116馬力の1リットルの直噴ターボエンジンを搭載したモデル。少ない排気量で力を引き出す高効率な走りは各自動車メーカーが目指すところではあるが、Q2に搭載される3気筒エンジンと7速Sトロニックはそれぞれ軽量でコンパクトな設計を具現化したもの。ボディシェルは熱間成形合板などを用いて軽量高剛性を実現したもので、車重は1310kgに抑えている。

クーペライクなスタイリングを表現する上で、フロントウィンドウを支えるAピラーは傾斜しているが、ミラーがドア側についているため、ドライバーの視野の邪魔になりにくく、交差点の右左折の際に歩行者や自転車の存在にも気がつきやすい。体格が小柄なドライバーの場合、シートスライドが前寄りになりがちだが、私のような女性がハンドルを握っても自然に運転操作ができて、視野が広いレイアウトは安全上も好ましい。

また、Q2のドライビングポジションは、シートに身体がフィットする着座感覚、切り遅れのない操舵感、緻密な操作が行えるペダルレイアウトなど、どちらかというとスポーティなクルマのコックピットに座る感覚に近い。しかし、死角の少ないレイアウトとSUVならではの視界の高さによって、運転席からの見晴らしは上々だ。そうなると、街中での扱いやすさが気になるところだが、ドライバーの座高が低い場合はシートリフターを使って運転席の座面を上げてあげれば、ボンネットの一部がドライバーの視界に入ることで車幅感覚を捉える目安になる。前輪からフロントバンパーまでの張りだしが短く、最小回転半径は5.1m。車内は広くてゆったり過ごせるのに、小回り性はコンパクトカーそのものだ。

◆365日使い倒せる“ちょうど良い”SUV

青信号からの走り出しは、1リットルエンジンが生み出すパワーを7速Sトロニックがリズミカルに引き出して、目標の車速に到達。デュアルクラッチトランスミッションならではの素早くレスポンスのいい変速が気持ち良い。余裕をもって加速していけるところにエンジンのポテンシャルの高さが伺える。また、3気筒にありがちな振動や安っぽい音など微塵も感じさせず、滑らかで心地良く回っていく回転フィールの洗練ぶりにプレミアムメーカーとしてのコダワリが感じられる。さらに、このエンジンはパフォーマンスと環境性能を高い次元で両立させている点も秀逸。アイドリングストップ機構も採用されているので、平均燃費計の数字は気持ちよく流して走っている割に15km/リットル程度で走れる。

低回転からトルクを発生するエンジンは不足を感じさせない。実際にこの「1.0 TFSI sport」に4名乗車して峠道を走ったが、上り坂でもアクセルペダルは軽い踏み込みで充分という印象で、ゆとりをもって車体を前に押し出していった。家族連れでの旅行や週末のアウトドアで荷物が多くなっても、難なく快適な旅を約束してくれるだろう。ただし、ごく低速で進む上り坂とか、わずかにアクセルを踏んで加速するようなシチュエーションでは、力が少し粗っぽく伝わっていく瞬間があったりするので、そのあたりが気になる状況で走ることが多い場合は、1.4リットルターボエンジンをオススメしたい。パワー感、サウンドともに、よりスポーティなクルマに乗っている実感を与えてくれるだろう。

ハンドルのわずかな切り込みにクルマの動きが応えてくれる感覚、手のひらに伝わる手応えの緻密さ。イメージした走行ラインを着実に捉えて走る感覚は狭い道を走る時に車両の動きをコントロール下に置いて走っている実感が掴みやすく、安心感に結びつく。これはワインディングだけでなく、街中でのドライブでも同じだ。視界のよさ、小回りが効く取り回しのよさも相まって、誰でも運転しやすいクルマに仕上がっているのが嬉しい。

重心が高くなりがちなSUVにして、軽快さと意のままに走れる楽しさが備わっているQ2。普段は街をスイスイ走り、週末は郊外に足を伸ばすといったドライブシーンで最適な相棒になってくれそうだ。

アウディQ2はコンパクトカーの強みである小回り性と軽快な走り、それでいて広々使える室内空間を備えたモデル。そこには、小排気量でも高性能なパワーユニットや最新の予防安全機能を搭載し、アウディが掲げる「Vorsprung durch Technik:技術による先進」が至るところに散りばめられている。365日使い倒せる“ちょうど良い”SUV。それこそがアウディQ2の真髄だ。

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《藤島知子》

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