鉄道博物館にJR東日本の初代2階建て新幹線を搬入 2018年春頃に公開

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館内南側の旧「てっぱくひろば」に搬入されたE153-104。
  • 館内南側の旧「てっぱくひろば」に搬入されたE153-104。
鉄道博物館(さいたま市大宮区)は12月20日、元JR東日本のE1系新幹線電車を搬入したことを明らかにした。

E1系は、新幹線初のオール2階建て車両として、1994年7月にデビューした。東北・上越新幹線で通勤需要が高まる中で、定員増を図るため、1995年まで12両編成6本が登場。「Multi Amenity Express」という愛称が付けられ、略して「Max」と呼ばれた。

しかし、秋田新幹線が開業した1997年3月改正以後は、東北新幹線で16両編成の併結列車が増えたことから、同年12月には併結対応で最大16両編成となるE4系が登場。以来、E1系は次第に運用を減らし、1999年12月改正では東北新幹線での運用が終了した。

2003年度から2006年度にかけては、塗色変更を含むE4系に準じたリニューアルが行なわれたが、残る上越新幹線での運用が2012年9月のダイヤ改正で終了し、引退している。

今回、鉄道博物館に搬入されたE1系は、東京方先頭車のE153-104で、運用終了後、新潟新幹線車両センターに留置されていた。

同車は、2018年春頃から公開される予定で、今後はそのための整備やメンテナンスが行なわれる。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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