BMWグループは11月24日、2021年に発売予定の市販車搭載に向けて、第5世代の電動パワートレインを開発していると発表した。
第5世代の電動パワートレインの特徴は、モーター、トランスミッション、パワーエレクトロニクスを、ひとつのコンポーネントに統合したシステムになる点。BMWグループによると、現行のシステムに対して、大幅なコンパクト化や部品点数の減少、コスト削減が可能になるという。
また、第5世代の電動パワートレインでは、大容量の新型バッテリーを採用。EVの場合、1回の充電での航続は最大700kmに拡大する。プラグインハイブリッド車(PHV)では、最大100kmのEVモードを可能にする。
BMWグループは、第5世代の電動パワートレインを投入することにより、2025年に数十万台の電動車の需要を満たすことができる、としている。