小雨の降るなかセーフティーカー先導でレースはスタート。2番手のノルベルト・ミケリス(Castrol Honda World Touring Car Team)が懸命に追い上げるも、ハフが逃げ切り1位でフィニッシュ。元WTCC世界王者の強さを見せつけた。「最初の1・2周目は、リスボアコーナーでのブレーキングを慎重に行ったのでミケリスに追いつかれる場面もあったが、マシンは素晴らしいものだった」とコメントしている。
ハフの後方では、ミケリス、トム・チルトン(シトロエン)、エステバン・グエリエリ(Castrol Honda World Touring Car Team)が白熱した2位争いを繰り広げる。グエリエリがチルトンをパスする場面もあったが、最終的にミケリスがポジションを守り2位でゴール。3位はチルトンとなった。