日産自動車は11月8日、2017年度上半期(4~9月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は273万3000台。前年同期比は4.6%増だった。
市場別の販売実績では、北米が103万5000台。前年同期比は1.3%減だった。このうち、主力の米国市場は77万9000台にとどまり、前年同期比は0.4%のマイナス。『ローグ』などのSUVの販売は伸びたが、セダン系が不振だった。
中国は、65万1000台を販売。前年同期比は6.7%増と堅調だった。小型車減税の対象車の『シルフィ』をはじめ、SUVの『エクストレイル』が好調。
欧州は37万5000台を販売。前年同期比は3.6%増と好調を維持する。新型『マイクラ』や『キャシュカイ』の販売が好調。日本は28万3000台。前年同期比は34.1%増と大きく伸びた。『ノート』や『セレナ』が販売増に貢献する。
日産の2016年度の世界新車販売台数は、562万6000台。前年比は3.7%増だった。