メルセデスの自動運転車世界ツアー、上海でテスト開始…中国独自の交通状況に対応

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中国上海でテストを開始したメルセデスの自動運転車
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メルセデスベンツは10月27日、自動運転車による世界5大陸を5か月以内に完走するテスト走行が、中国上海市中心部での試験走行を開始した、と発表した。

このテスト走行は、「インテリジェント・ワールド・ドライブ」と命名。テスト車両は、部分的な自動運転機能が標準装備された最新の改良新型メルセデスベンツ『Sクラス』がベース。ドイツを出発後、中国、オーストラリア、南アフリカを経由し、2018年1月、米国ラスベガスで開幕するCES 2018でゴールする予定。

メルセデスベンツによると、中国上海市中心部での試験走行は、自動運転車にとって最も厳しい環境のひとつになるという。なぜなら、多くの二輪車、三輪車、歩行者が行き交い、欧州や米国よりも自動運転機能の要件が異なるため。

さらに、中国独自の道路標識も複雑。例えば、歩行者の横断歩道と同様の白線が高速道路にあり、それは車間の最小距離を示しているという。自動運転車のセンサーはこれを認識して、正しく解釈することが必要。また、速度制限に関しては、車線ごとに異なる場合もある。

メルセデスベンツは、「都市交通は自動運転実現への過程において、最大の課題のひとつ。自動運転機能は、非常に複雑な交通状況を認識する必要がある。上海でのテスト走行の焦点は、インフラの特異性だけでなく、非常に交通量の多い状況で運転行動を評価することにある」と述べている。
《森脇稔》

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