フォードモーター世界販売、1.7%減の150万台 第3四半期

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米国の自動車大手、フォードモーターは10月26日、2017年第3四半期(7~9月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は150万4000台。前年同期の153万台に対して、1.7%のマイナスだった。

市場別では、北米が65万台にとどまる。前年同期の68万7000台に対して5.4%のマイナス。これまで好景気が続いてきた米国だが、新車販売は後退局面に入ったと見られている。ただし、大型ピックアップトラックのフォード『Fシリーズ』の販売は好調。

一方、南米は、10万3000台。前年同期の8万9000台に対して、15.7%増と2桁の伸びで回復を果たす。

欧州は34万2000台を販売。前年同期の32万台に対して、6.8%増と回復。新型『フィエスタ』が支持を集めた。中東およびアフリカは、3万台。前年同期比は16.7%のマイナス。

また、アジア太平洋地域では、37万9000台を販売。前年同期の39万8000台に対して、4.8%のマイナスと後退した。主力の中国市場では、小型車に対する減税が縮小された影響を受けている。

《森脇稔》

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