【東京モーターショー2017】2030年を目標にスマートが開発中の自動運転車

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ダイムラー社でスマートの責任者を務めるアネット・ウィンクラー氏
  • ダイムラー社でスマートの責任者を務めるアネット・ウィンクラー氏
  • smart vision EQ fortwo
  • 正面のモニターでコミュニケーションも取れる。
  • ステアリングホイールやペダルがない。完全自動運転車となっている。
  • 開発目標は2030年。実現するか?

東京モーターショーにおいて25日、メルセデスベンツやメルセデスAMGと共同で行われたスマートのプレスカンファレンスでは、『smart vision EQ fortwo』が公開された。完全自動運転の電気自動車となっており、車内にはステアリングホイールやペダルが存在しないという。

ダイムラー社でスマートの責任者を務めるアネット・ウィンクラー氏は「smart vision EQ fortwoは1998年に発売された初代smartと同様、物事のルールを大きく変えるもの」とする。

smart vision EQ fortwoは将来のシティカーとして、2030年を目標に開発を進めているもので、最大の特徴は「ステアリングホイールやアクセル、ブレーキ等のペダルが無い」ということ。完全な自動運転となっており、送迎用などの自動トランスポーターとしての使用が想定されている。

また、非接触充電機能を有しており、充電のタイミングも自動的に判断する。さらには群知能を活用して、使用ニーズの判断や把握も行う。

目標が2030年とのことで、実現するとしてもまだ10年以上も先の話ではあるが、こうしたクルマがカーシェアリングとして普及することになれば、たしかに物事のルールを大きく変えることになるだろう。

《石田真一》

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