道路付属物も景観に配慮---国交省がガイドラインを策定

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錆びが目立ち景観に配慮されていない門型標識柱(景観的な影響の大きい道路附属物等の事例)
  • 錆びが目立ち景観に配慮されていない門型標識柱(景観的な影響の大きい道路附属物等の事例)
  • 形状、色彩の異なる防護柵(景観的な影響の大きい道路附属物等の事例)
  • 出入り確保のため細切れに設置された車両用防護柵(景観的な影響の大きい道路附属物等の事例)
  • バス停上屋やベンチと合わせて地上機器を設(景観に配慮した道路附属物等の事例)
  • 道路附属物等の色彩の調和がとれた道路景観(景観に配慮した道路附属物等の事例)
国土交通省は景観に配慮した道路のデザインを実施する際に参考とする事項をまとめた「道路デザイン指針(案)」の改定と「景観に配慮した道路附属物等ガイドライン」を策定した。

2005年4月に策定した「道路デザイン指針(案)」と2004年3月に策定した「景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン」によって景観やデザインに配慮した道路整備が進んできた一方で、インバウンド観光増加なども踏まえて、良好な道路の景観形成への要請も高まっている。

これに対応するため、指針(案)については、道路空間の再構築など、時代に合わせて部分的に改定する。ガイドラインについては、照明、標識柱など、道路空間に数多く設置される道路附属物が道路景観に与える影響の大きさを考慮、防護柵以外の道路附属物も対象とするなど全面改定するかたちで「景観に配慮した道路附属物等ガイドライン」を策定した。

道路デザイン指針(案)の基本理念について約10年の経過を踏まえ道路空間の再構築を踏まえて変更する。ガイドラインでは、道路附属物の集約化・撤去の検討や地域の景観特性に応じた基本色の設定と形状・色彩の検討、沿道の関係主体との連携による道路景観の連続性確保などを追加する。

各道路附属物等に関する規定に設定している防護柵については一部変更して基本とする色彩選定の考え方を見直す。

照明、標識柱、歩道橋、その他道路附属物について新設する。道路については配置や照明柱・灯具形状、景観上の配慮事項などを規定し、塗装色を4色規定する。夜間景観(光の色)に関する考え方を規定する。

標識柱は照明灯との一体化など、景観上の配慮事項を規定する。歩道橋は跨ぐ道路からの視点など、景観上の配慮事項を規定する。塗装色として「10YR系の中明度低彩度」を規定し、記名表示のフォントの種類、文字の大きさなどを規定する。
《レスポンス編集部》

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