トヨタ自動車は、軽自動車『ピクシス ジョイ』を一部改良し、10月5日に発売した。
今回の一部改良では、歩行者にも対応する緊急ブレーキ機能や夜間での歩行者の早期発見に貢献するオートハイビームなど、先進安全機能を進化させた衝突回避支援システム「スマートアシストIII」を搭載した。装着車は、官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち高齢運転者に特に推奨する「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」の「ワイド」に相当する。
また外観は、「C」のフロントグリルをハニカムデザインから横バーデザインに変更し、よりアクティブな印象を付与。「F」はフロントグリルのメッシュパターンを変更するなど、車両タイプに合わせてフロントの印象を強めている。
そのほか、外板色については、新たにレモンスカッシュクリスタルメタリックとオフビートカーキメタリックを「C」に採用。「F」には街乗りに映えるダークエメラルドマイカを採用した。さらに、ブラック調のインテリアやレザー調のシート・ドアトリム表皮、シートヒーター、SRSサイドエアバッグなどを装備したプライムコレクションを新設定し、上質感を高めた。
価格は122万5800円から164万7000円。なおピクシス ジョイはダイハツ『キャスト』のOEM供給モデルとなる。