デジタル地図 HERE、中国企業など3社からの出資を白紙撤回

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HERE(ヒア)の公式サイト
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デジタル地図大手、ヒア(HERE)は9月26日、中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)を含む3社からの出資受け入れを、白紙撤回すると発表した。

ヒアは、デジタルナビゲーションマップと位置情報サービスのソフトウェア企業。2015年末、アウディ、BMWグループ、ダイムラーは共同で、ノキアの子会社からヒアを買収。3社の子会社になったヒアは現在、インテルやパイオニアもパートナーに迎え、高度な自動運転の実現に欠かせないデジタル地図の開発などを進めている。

ヒアは2016年12月、中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)、ナブインフォ、GICの3社から、出資を受け入れると発表。しかし今回、これを白紙撤回することを決めた。

ヒアは、「この決定は、規制当局による審査プロセスに従い、取引を進めるために必要な承認を得るための実用的な道がないと判断したため」と説明している。

《森脇稔》

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