三つ目のメリットが、「MOGO Nアプリ」において、iFREE Groupが抱えるパートナー企業と連携ができることだ。その範囲はホテルや航空会社、レンタカーにまで及び、アプリを通して料金の比較をしながら予約も可能だという。また、Uberやタクシーを呼ぶこともでき、海外旅行に欠かせない各種サービスに幅広く対応している。つまり、単純にSIMカードを提供するのではなく、専用アプリを組み合わせて使うことで不慣れな海外でのサービスまでを一手に引き受けてくれるのが『MOGO S SIMカード』というわけだ。
気になるSIMカードの料金は、「スターターパック」「7日プラン」「3日プラン」など、いくつかのプランが用意される予定で、スターターパックのアジア向け(オーストラリア・カンボジア・韓国・シンガポール・タイ・台湾・中国・日本・ニュージーランド・香港・マカオ・マレーシア・ラオス)の場合、2,800円で10日間(300MB/日)、かつ最大100分の無料国際電話が付いてくる。SIM管理用アプリ“iAPP"を介してチャージができ、PayPalもしくはVISAにて決済可能。1回限りの使い捨てSUMカードならないのだ。『MOGO S SIMカード』の正式サービス開始は、アプリのの日本語化も含め10月下旬を予定。すでにamazonを通じて手に入れることはできるようだ。
《会田肇》