ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは8月31日、ドイツで9月12日に開幕するフランクフルトモーターショー2017において、新世代の電動アクスルを初公開すると発表した。
シェフラーのフランクフルトモーターショー2017のテーマは、「未来のモビリティ社会のために」。低エミッションやゼロエミッションドライブのための未来技術を中心に、出展していく。
フランクフルトモーターショー2017で初公開される新世代の電動アクスルは、ハイブリッド車やEV向けのモジュールシステムソリューションの中核部品になるもの。最新のサーマルマネジメントモジュール(TMM)によって実現され、エンジン、トランスミッションの冷却回路を制御する。
シェフラークラウス・ローゼンフェルドCEOは、「電動モビリティは、未来に向けた重要な注力分野。シェフラーはこの分野にさらに5億ユーロを投資し、1200人を追加で雇用する予定」と語る。
シェフラーは将来的に、ハイブリッド車やEV向けのすべての製品とシステムソリューションを独立した電動モビリティ事業部門にまとめ、シェフラーの電動化技術の開発を電動モビリティ事業部門で一元管理することを目指している。