相鉄「そうにゃん」新型電車をPR…山口から神奈川へ輸送

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山陽本線の瀬野~八本松間を通過する20000系の甲種輸送。運転室に「そうにゃん」の姿が見える。
  • 山陽本線の瀬野~八本松間を通過する20000系の甲種輸送。運転室に「そうにゃん」の姿が見える。
  • 電気機関車に引っ張られて姿を現した20000系。
  • 運転室の「そうにゃん」。
  • 瀬戸内海を見ながら山陽本線を走り抜ける20000系甲種。
  • 厚木操車場に到着した20000系。
  • 操車場からはモヤ700系のけん引でかしわ台へ。
  • かしわ台に到着した20000系。12月の営業運転開始を目指す。

日立製作所の笠戸事業所(山口県下松市)で製造された相模鉄道(相鉄)20000系電車が8月4日、相鉄かしわ台車両センター(神奈川県海老名市)に到着した。相鉄は今後、各種試験や乗務員の訓練などを行い、12月の営業運転開始を目指す。

20000系は、神奈川東部方面線の相鉄・東急直通線(2022年度下期開業予定)での運用に対応した新型車両。本年度は10両編成1本の導入が計画されており、このほど1本目の編成が完成した。

今回完成した編成は、JR貨物の機関車がけん引する鉄道車両輸送列車(甲種輸送)として、笠戸事業所から山陽本線、東海道本線、相模線を経由して相鉄の厚木操車場に運び込まれた。厚木操車場からは相鉄のモヤ700系事業用電車がけん引。かしわ台車両センターに到着した。

移動距離は約950km。甲種輸送中、相鉄のマスコットキャラクター「そうにゃん」のぬいぐるみが20000系の運転室に「添乗」し、相鉄の新型車両であることをアピールしていたという。

《草町義和》

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