アウディ、「ITハックアスロン」開催…コネクトやAIのアイデア競う

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アウディは7月21日、ドイツ・インゴルシュタットにおいて、「アウディITハックアスロン」を開催した、と発表した。

ハックアスロン(Hackathon)とは、アウディの従業員が、将来のビジネスモデルのアイデアを競うイベント。各部門の100人以上の従業員が、日々の業務から離れて、ビッグデータ、ディープラーニング、バーチャルリアリティ、ウェアラブルコンピューティングなどのイノベーション分野で、革新的なアイデアを競い合った。

アウディITハックアスロンに参加したのは、アウディ・エレクトロニクス・ベンチャー(AEV)や、アウディ・ビジネス・イノベーション(ABI)、新しい自動運転子会社のオートノマス・インテリジェント・ドライビング(AID)の従業員など。

革新的なアイデアの中には、例えば、スマートな自動車予約のためのチャットボットを学習する機械を開発。別のプロジェクトでは、人工知能(AI)を使って、自動車の車輪の損傷を自動的に検出するプロトタイプを開発した。また、アマゾンの音声制御アシスタント「Alexa」と「アウディ・コネクト」を接続するプログラムも。

アウディのIT開発統括責任者、Gunnar Lange氏は、「ハックアスロン後のプロジェクトでは、引き続き進捗を追い続けている。スタートアップの資本を持つ3つの優秀なチームと、その手助けしている社内の専門家をサポートしている」と述べている。

《森脇稔》

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