ホンダ、タイにプルービンググラウンドを開所…研究開発を強化

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ホンダのタイ・プルービンググラウンド
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ホンダは7月20日、タイにプルービンググラウンドを開所した。

このプルービンググラウンドは、タイ・プラチンブリ県ロジャーナ工業団地に建設。正式名称は、プラチンブリ プルービンググラウンド。ホンダはタイにプルービンググラウンドを開所することで、アジア太平洋地域における研究開発の強化を目指す。

ホンダは1988年、タイ初となる研究開発機能を二輪車の開発強化に向けて開設。その後1994年に、四輪車部品の開発と供給を行うために、研究開発部門を設置。その後、商品開発や品質管理の機能を強化してきた。

新しく建設されたプルービンググラウンドは、アジア太平洋市場向けに設計された特徴ある総合テストコース。ホンダは、広さ80万平方mのプルービングラウンドの建設に17億バーツを投資。タイは、ホンダにとって、日本、米国に次いで世界で3番目にプルービンググラウンドを持つ国となった。

このプルービンググラウンドは、アジア太平洋地域で開発された四輪車および二輪車のハンドリング性能や走行安定性能、および総合的な性能試験を行う。このテストコースは、アジア大平洋地域およびタイにおけるホンダ製品の商品力向上に向け活用されるとともに、将来的には、ホンダが世界に有するプルービンググラウンドのひとつとして、他の地域向けの商品検証にも使用される予定。

《森脇稔》

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