出光興産、公募増資の新株2600円に決定---創業家の差し止め申し立て「認められる理由はない」

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出光興産は、公募増資で発行する新株の発行価格を1株当たり2600円とすることを決めた。7月12日終値に対するディスカウント率は6%。

同社は、普通株式4800万株を公募増資することを取締役会で決定している。公募増資による調達資金は最大で約1185億円となる。申し込み期間は7月14日までで、発行日は7月20。

調達資金の概算約1185億円のうち、255億円を関連会社への投融資資金、約112億円を愛知製油所での設備投資、155億円を有機EL材料開発などの研究開発資金、残額を昭和シェル石油の株式取得で金融機関からの借入金の返済資金にそれぞれ充当する。

新株発行は、昭和シェル石油との合併に反対する出光興産の創業家の出資比率を3分の1以下に引き下げると見られている。出光興産の創業家は東京地裁に新株式発行の差し止め仮処分を申し立てており、発行できるかは裁判所の判断による。

出光興産では、新株発行は、国内事業基盤の強化、成長事業育成、財務体質強化に必要で、支配権維持が目的とする創業家の主張は「明らかな誤りであることから、申立てが認められる理由はないと考えている」としている。
《レスポンス編集部》

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