北米カーオブザイヤー主催団体は7月7日、「2018北米SUVオブザイヤー」の第一次ノミネート車19車種を発表した。北米カーオブザイヤーは今回が25度目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。これまで、北米カーオブザイヤーは、「乗用車」と「トラックおよびユーティリティ」の2部門だった。前回からトラックとユーティリティを別部門化し、乗用車、トラック、SUVの3部門となった。2018北米SUVオブザイヤーの第一次ノミネート車19車種は以下の通り。アウディQ5アルファロメオ・ジュリアBMW X3ビュイック・アンクレイブシボレー・エクイノックスシボレー・トラバースGMCテレーンホンダ・オデッセイジープ・コンパスキア・ニロランドローバー・ディスカバリーレンジローバー・ヴェラールマツダCX-5 日産 ローグスポーツ(キャシュカイ)スバル クロストレック(XV)トヨタCH-Rフォルクスワーゲン・アトラスフォルクスワーゲン・ティグアンボルボXC60米国市場では、ガソリン価格の下落や景気回復により、SUVの販売が非常に好調。前回は大型SUVが多くノミネートされていたが、今回の19車種は、小中型クラスのSUVが中心となった。日本メーカーからは、トヨタが『C-HR』、マツダが新型『CX-5』、スバルが新型『XV』、日産が新型『キャシュカイ』、ホンダが『オデッセイ』と5車種がノミネートされている。今後は、年内にファイナリスト3台に絞り込まれ、2018年1月、デトロイトモーターショー2018において、SUVオブザイヤーが決定する。