バイク王バイクライフ研究所は、2017年3月から5月の期間を対象に、リセールプライス(再び売却した際の価格)の高いバイク、上位10車種を発表した。3-5月期は、カワサキ『ZRX1200 DAEG』が2位に1.4ポイント差を付け総合首位を獲得。3連覇を達成した。また今回は、カワサキ『Z1000 ABS』が初めてランクインした。同車種は2017年4月より国内仕様の販売が開始された、Zシリーズのフラッグシップモデル。他モデルとは一線を画す独特なフロントマスクや、逆輸入仕様とほぼ同等の141psを発生させるパワフルなエンジンを備えており、ランキング初登場ながら総合3位という好成績を収めた。カワサキではその他にも、『Ninja1000』や『Ninja650』『Z650』など、これまで海外仕様のみだった車種の国内仕様が発売されており、今後のランキングへの影響が注目される。また、今回のランキングでは、400ccを超える大型車種が多くランクインした。バイク王の販売データを参考にした分析によると、全排気量のうち同クラスの占める割合が6、7月に比較的高くなる。中古車市場でもこの季節は高排気量車の需要が高まり、リセール・プライスが上昇したものと推察される。■リセール・プライス ランキング1位:ZRX1200 DAEG(カワサキ)83.1Pt2位:W800(カワサキ)81.7Pt3位:Z1000 ABS(カワサキ)79.1Pt4位:XSR900(ヤマハ)78.1Pt5位:CB400 SUPERFOUR(ホンダ)75.0Pt6位:CRF1000L(ホンダ)73.3Pt7位:ESTRELLA(カワサキ)72.4Pt8位:ジョルノ(ホンダ)72.0Pt9位:Ninja 250(カワサキ)71.7Pt10位:YZF-R25(ヤマハ)70.8Pt