スバル米国販売、9.1%増の30万台超えと新記録 上半期

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SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは7月3日、2017年上半期(1~6月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、上半期の新記録の30万4810台。前年同期比は9.1%増だった。

牽引役を果たしたのは、『アウトバック』(日本名:『レガシィ アウトバック』)。上半期実績は、新記録の8万6253台で、前年同期比は11.5%増と、2桁の伸び。セダン版の『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は2万5564台。前年同期比は15.8%減と、落ち込む。

SUVの『フォレスター』は、上半期の新記録の8万7957台を販売。前年同期比は9.6%増と、堅調な伸び率。『クロストレック』(日本名:『XV』)は、4万3528台を販売。新型の投入を控えて、前年同期比は0.6%増と、微増にとどまる。

また、『WRX』シリーズは上半期、『WRX STI』を含めて、1万6185台を販売。前年同期比は1.1%増。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は、上半期の新記録となる4万3026台を販売。前年同期比は44.6%増と新型効果で大きく伸びた。

スバルの2016年米国新車販売台数は、過去最高の61万5132台。前年比は5.6%増と、8年連続で前年実績を上回った。スバルオブアメリカのトーマスJ・ドール社長兼COOは、「競争の激しい市場にもかかわらず、販売台数と市場シェアを拡大するディーラーの能力を誇りに思う」と述べている。

《森脇稔》

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