コンチネンタル、遠隔車両データプラットフォーム発表…新コネクトカーサービスの基盤

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コンチネンタルのリモート車両データプラットフォーム
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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、コンチネンタルは6月15日、新しいコネクテッドカーサービスの基盤となるリモート車両データプラットフォームを発表した。

このリモート車両データプラットフォームは、コネクテッドカーサービスのデータ収集を促進するのが狙い。コンチネンタルの「vAnalytics」プラットフォームと完全に連携し、データ管理や分析などのコネクテッドカーサービスを実現。エンドツーエンドのソリューションを提供する。

Bluetooth OBD-IIドングルなどの異なるハードウェアオプションを提供するコンチネンタルのリモート車両データソリューションは、未接続の数百万台の車両が対象。このソリューションは、さまざまなモデルやブランドでメーカー固有の車両情報を標準化することにより、車両データへの詳細なアクセスを可能にする。

コネクテッドカーのクラウドソリューションの潜在的な顧客には、自動車メーカー、ワークショップ、フリートオペレーター、修理工場、保険会社、レンタカーおよびカーシェアリングプロバイダーなどがある。

コンチネンタルのITSプロダクト部門、Pasula Reddy責任者は、「コンチネンタルの技術は、数多くの革新的な接続サービスのバックボーンとなりうる強力なコネクテッドカープラットフォームを作り出す。これらのサービスにより、さまざまなアプリケーションやビジネスモデルをサポートしていく」と述べている。

《森脇稔》

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