【GARMIN vivosmart 3 インプレ前編】2つのサイズで登場!お手頃価格のアクティビティトラッカー

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非表示ディスプレイなので腕時計というよりアクセサリーっぽい感覚だ
  • 非表示ディスプレイなので腕時計というよりアクセサリーっぽい感覚だ
  • 表示にムラがあるのはシャッタースピードの速い撮影のためで、肉眼ではきれいに読み取れる
  • GPS機能はないがおおよその移動距離は歩数と歩幅から計算して表示される
  • こんなスマートなデバイスで心拍数がストレスなく計測できるのは驚きだ
  • 身長173cm、体重62kgのインプレ記者がラージサイズを着用するとこれだけ余る
  • Garmin Connect Mobileをスマホにインストールしたらvivosmart 3を選択してペアリングしよう
  • 画面の縦横表示は初期設定で案内に従っていけばできる。もちろんあとでも設定可
  • どちらの手首に着用するかも初期設定の質問項目
光学式心拍計とフィットネスモニタリングツールを備えたスマートアクティビティトラッカー、vivosmart 3(ヴィヴォスマート・スリー)がガーミン社から新登場。非表示ディスプレイを備えたしなやかなバンドで、さまざまな活動データが取得できる実力を持つ。価格は1万8334円(税別)。

◆2つのサイズから選ぶことが可能に

カラーはブラック、ブルー、パープルの3タイプ。ポリマー素材の本機をしなやかなシリコンバンドが包み込む形状で、ラージ(外周148~215mm)とスモール/ミディアム(外周122~188mm)の2サイズが選択できる。パープルはスモール/ミディアムのみ。サイズが選べるようになったのは画期的だ。これまでのタイプは極端に腕の細い人にはゆるすぎて光学センサー部分が肌に密着せず、正確な心拍数の計測ができにくかった。vivosmart 3の2サイズ展開はその点を解消したのだ。

今回のインプレで使用したのはブラックカラーのラージサイズで、細身の筆者はバンド穴をかなり締め込む必要があった。重量はラージ21.5g、スモール/ミディアム20.4gで、女性はもちろんバンドの余りが気になる人はスモール/ミディアムサイズのほうがいいと感じた。

ガーミン社のライフログバンドはvivoシリーズとして多くのモデルがラインナップされているので、まずはシリーズの概要を整理していきたい。vivofit(ヴィヴォフィット)は1年ごとに1、2、3とアップグレードされているシンプル機能のライフログバンド。今季はキッズ用のvivofit jrが追加された。vivosmart HR Jは手首で心拍を計測できるスマートアクティビティトラッカー。それにGPS機能を追加したものがvivosmart J HR+。vivoactive J HRはランのみならずバイク、スイム、歩き、ボート、SUP、スキー、室内ランやバイクに対応するマルチスポーツスマートウォッチ。

◆vivosmart=常に付けていられるライフログバンド

vivosmartシリーズは日常生活のなかで身体をどれだけ積極的に動かしたかを測ることが機能性のベースとなる。ということは、入浴時以外は就寝時も含めて24時間近く着用していたい。そのために求められるのは着用するというストレスがないことだ。そのためGPS搭載で大ぶりなマルチスポーツウォッチと比べるとかなりコンパクトで軽い。幅18.5mm、厚さ9.8mmで究極のコンパクトさを実現している。先代モデルはvivosmart HR J(同価格)だが、それに比べてもさらに薄くなり、軽量化された。しかも光学式心拍計の突起がなくなり、これまで以上にストレスが解消されている。

稼働時間はフル充電で約5日間。シンプル機能のvivofitはボタン電池式で、1年間バッテリー寿命があるのが特徴。これに対してvivosmart 3は心拍計がついているので、その分だけ電力消費量が大きく充電式リチウム電池が内蔵されている。充電は専用のチャージングケーブルを使ってUSBから行う。

◆電池寿命は短め、苦労は窺えるが…

あえてデメリットを探すなら機能追加によってライフログバンド最大のメリットだった電池寿命が大幅に短くなってしまったことだろう。購入時の比較対象となるvivofit 3はボタン電池のみで1年間の長期使用ができる。

それでも省エネにはかなり苦心していることがうかがえる。非表示ディスプレイを採用して、必要なときのみ画面表示する点がそうだ。ディスプレイを点灯させるにはヒジを曲げて下腕を上げ、腕時計を見るように手首を返す。この点灯動作はちょっと慣れが必要。「どうして腕を振り上げるだけでオンにならないのかな」と思ったが、ランニング時の腕振り動作で何度もオンにしたら省電力にならないからだと思う。

ちなみにスクリーンはタッチパネル式で、素早く2回タップしても点灯する。反対に、腕をカラダの横に降ろすと消灯する。あるいは一定時間が経過すると自動的に消灯。設定によって「長い」「中」「短い」が選択できるが、意外とすぐに消灯すると感じた。これも省エネを優先させた仕様なのかなと思う。

同社のForeAthleteやfenixシリーズと比べると、太陽光のもとで画面が見えにくい。肉眼では分からないが、表示画面が点滅していることが写真を撮って初めて確認できた。シャッタースピードが速いとブラウン管の走査線のように数字がまだらになってしまうからである。そのため撮影時は暗めのロケーションでシャッタースピードを下げて撮影。今回の画像がちょっとピンボケ気味に見えるのはその影響であることと、画面表示そのものが蛍の光のように優しさがあるからだ。ただしボーっと表示される画面は視覚的に心地よく、このデバイスのよさともなっている。

◆どんどん操作して慣れていこう

こうして究極の省エネを確立させたデバイス。スワイプ(軽く触れてなぞる)すると画面がスクロールして、さまざまなデータが確認できる。

縦長の液晶画面は表示を縦・横のどちらにも選択できる。これは「Garmin Connect Mobile」アプリをスマホにインストールしてペアリング設定などを済ませるか、パソコンを使ってガーミン社が提供するクラウドサイト「connect.garmin.com」で登録と初期設定を行うと、最初の画面に表示されるもので、そこでどちらかを選ぶことになる。つまり画面の縦横表示は本体で変更することはできないというのが注意点だ。初期設定時に選択しなかったり途中で縦横表示を変更したくなったときは、改めてスマホかパソコンでやる。

操作マニュアルはガーミンの日本語サイトからダウンロードできるが、こういったことは記載されていないことがよくある。まずは手元で操作しながら使い慣れていく。それが楽しさでもあり、愛着が持てる理由だ。
《山口和幸》

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