住友ゴム、営業益12.2%減…国内外タイヤ販売好調も原材料価格高騰 第1四半期決算

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住友ゴム工業(イメージ)
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住友ゴム工業は5月10日、2017年1-3月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高1920億7600万円(前年同期比+7.7%)、事業利益121億8800万円(-14.1%)、営業利益118億3900万円(-12.2%)、四半期利益は85億6000万円(+4.6%)だった。

国内向けタイヤは、市販用・新車用ともに、低燃費タイヤを中心とする高付加価値タイヤの販売数量増加により、売上収益は前年同期を上回った。海外向けも市販用タイヤは北米を中心に販売数量が増加、新車用タイヤも中国での自動車減税効果などによる販売数量の増加などで、売上収益は前年同期を上回った。しかし、原材料価格の高騰の影響などにより、事業利益は減益となった。

通期業績見通しは、売上高8500億円(前期比+12.3%)、営業利益500億円(-31.8%)、純利益330億円(-20.2%)とした前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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