ホンダは4月27日、2017年3月および2016年度(2016年4月~2017年3月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。
●世界生産、3月新記録で8か月連続プラス
3月の世界生産は前年同月比7.0%増の48万7326台、3月度新記録で8か月連続のプラスとなった。国内生産は同5.9%減の7万5104台で2か月連続のマイナスとなったが、海外生産は欧州や中国が好調で、同9.8%増の41万2222台と、3月度新記録で8か月連続のプラスとなった。
国内販売は同2.4%減の9万2773台で、2か月連続のマイナス。登録車は同0.3%増の4万9875台で2か月ぶりのプラスとなったが、軽自動車は同5.4%減の4万2898台で2か月連続のマイナスとなった。
輸出は同57.4%減の6155台で3か月連続のマイナス。北米や欧州向けが落ち込んだ。
●世界生産台数、初の500万台超え
2016年度の世界生産台数は、前年度比6.9%増の505万9847台、4年連続で過去最高を更新し、初の500万台突破を達成した。
国内生産は同6.5%増の81万0377台で3年ぶりのプラス。海外生産は北米や中国で過去最高となり、トータルでも同7.0%増の424万9470台で過去最高を記録した。
国内販売は同1.0%増の71万0756台で、3年ぶりのプラス。登録車は同0.6%増の38万5536台、軽自動車は同1.5%増の32万5220台で、ともに3年ぶりに前年実績を上回った。
輸出は同34.5%増の13万0269台。2年連続のプラスとなった。