ドイツのBMWグループは4月12日、2017年第1四半期(1~3月)の電動車両(EVおよびプラグインハイブリッド車)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数はおよそ2万台。前年同期に対して、2倍と大きく伸びた。
BMWグループの電動車両には、「i」ブランドのEVおよびプラグインハイブリッド車(PHV)の『i3』と、PHVスポーツカーの『i8』がある。
また、BMWブランドでは、『2シリーズ アクティブ ツアラー』、『3シリーズ』、『7シリーズ』、『X5』に、プラグインハイブリッド車(PHV)の「iPerformance」を用意している。
2016年は、電動車両の世界販売が6万2000台を超えた。2017年は3月中旬、新型5シリーズのプラグインハイブリッド車の「530e iPerformance」、6月に新型MINI『クロスオーバー』のプラグインハイブリッド車、MINI 『クーパー S E ALL4』を発売する計画。電動車両を年間10万台販売することを目指す。
BMWグループのイアン・ロバートソン営業およびマーケティング担当取締役は、「BMWグループの電動車両に対しては、根強い需要を示し続けている」と述べている。