出光興産は3月29日、2017年4月から6月の原油処理計画を3製油所合計で前年同期比9%減の578万キロリットルとすると発表した。
内訳は国内向けが同8%減の554万キロリットル、輸出向けが同20%減の24万キロリットル。国内向け処理は、省燃費車普及による需要減に加え、千葉製油所で定期修理、北海道製油所で2次装置の定期検査・補修工事を予定していることから、前年を下回る水準を見込んでいる。
輸出向け処理は、良好な海外市況のメリットを生かすため、最大限実施していくが、定期修理要因から、前年を下回る水準となる見込みだ。