新型”グランドスーパーカート”が運行開始…高千穂あまてらす鉄道

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3月25日、宮崎県高千穂町の「高千穂あまてらす鉄道」(=あま鉄)で新型の車両”グランドスーパーカート”の運行開始セレモニーがあり、翌26日から本格的な運行が始まった。

今回導入されたのは、2500ccのディーゼルエンジンを搭載した2台の動力車の間に、屋根のない30人乗りの客車1台を挟んだもの。これまでは軽トラックを改造した18人乗りの”スーパーカート”を運行させ、高さ105mの高千穂鉄橋を渡るというスリル感もあって多くの観光客が来場していた。

しかし、大型連休や夏休みなどの繁忙期では車両定員が少ないため、来場者を載せきれないことも度々。また手造りの車両とあって故障も頻発していた。それがこれからは2倍近い乗車定員となり、同社はサービスの向上が図られると見込む。

あま鉄は、2005年の台風14号による被害で廃線となった高千穂鉄道の跡地を活用。当初は木製の小さなトロッコを人力で押していたが、保線用のエンジン付き軌道車や軽トラ改造車両などを次々に導入し、昨年は熊本地震の影響もあったものの来場者は2万4000人を記録。観光地・高千穂の集客に大きく貢献してきた。今回の車両導入により、高山文彦社長は「4万人を目指す」と意気込んでいる。

大きくなった客車は、従来のスーパーカートに比べると揺れが少なく快適な乗り心地。また、よりスリル感を持たせるために床の一部を透明な強化ガラスにした。その成果もあって、かつて日本一高いと言われた高千穂橋梁(水面からの高さ105m)では悲鳴に近い歓声も起こっていた。26日は朝早くから来場者が詰めかけ、第1便の前に臨時便を出すなど、大盛況となった。

グランドスーパーカートは1日10便運行が基本だが、しばらくは試験的に朝9時20分発の臨時便を出すという。また、4月から従来のスーパーカートは水曜日に運行される予定。
《嶽宮 三郎》

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