3月4・5日に渡って鈴鹿サーキットで開催された「モータースポーツファン感謝デー2017」。2日目となった日曜日も昨年を上回る来場者を記録し、合計の総動員数は5万8500人となった。
2日間とも晴天となり、シーズン開幕を待ちきれない多くのファンが来場。グランドスタンドは2日間とも満員で、ピットウォーク&グリッドウォークは予想を遥かに上回る賑わいとなった。
この時間帯を使って、ドライバー、ライダーもサインや写真撮影などに応じるなど、シーズン中とは違いリラックした表情をみせていた。
イベントでは、元F1王者のミカ・ハッキネンが16年ぶりに鈴鹿サーキットに来場。今回はトークショーのみの出演だったが、現役当時から彼を応援していたファンも多かったようで、彼も喜んでいたようだった。
もう一つのメインイベントとなったのは、星野一義氏のホンダ『RC166』のデモラン。2日目は残念ながらマシントラブルにより走行はできなかったが、代わりに北野元氏が走行した『RC164』で急きょライディング。まさかのサプライズにスタンドのファンも拍手喝采だった。
全コンテンツ終了後にはフィナーレが行われ、期間中に登場したF1マシンをはじめGTカーやバイクなどがパレードランを行い、最後まで残ってくれたファンに感謝の挨拶をしていた。
この日の来場者数は3万2000人を記録。昨年(2万4500人)を大幅に上回り、総来場者数でも5万8500人と、近年稀に見る大盛況となった。
今年も公式ウェブサイトで入場無料となる特別招待券を配布していたこともあってか、初めてサーキットに来場した人も多かった様子。特にイベント広場の「GPスクエア」では、若者のカップルも見かけるなど、普段サーキットにあまり縁がなかったという方たちも、足を運ぶきっかけになったようだ。