米ホンダ、30万台を追加リコール…タカタ製エアバッグ

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米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は1月13日、ホンダの米国法人、アメリカンホンダから、タカタ製エアバッグインフレータの不具合による追加リコール(回収・無償修理)の届け出を受けたことを明らかにした。

今回の追加リコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時に、インフレータ容器が破損し、乗員が負傷するおそれがある。

ホンダ車で追加リコールの対象になるのは、『アコード』の2008-2012年モデル、『シビック』の2006-2011年モデル、『CR-V』の2005-2011年モデル、『エレメント』の2005-2011年モデル、『フィット』の2007-2012年モデル、『パイロット』の2005-2012年モデル、『リッジライン』の2006‐2012年モデル、アキュラ『MDX』の2005-2006年モデル、『TL』の2002-2003年モデル、『TSX』の2009‐2012年モデル、『RL』の2005‐2012年モデルなど。米国の一部州で販売された30万8884台がリコールに該当する。

アメリカンホンダは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、助手席エアバッグインフレータを交換するリコール作業を行う。

《森脇稔》

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