ソフトバンク・テクノロジーグループのM-SOLUTIONSは、簡単操作でドローンの活用を支援するオリジナルサービス「スマートアットドローン」を提供すると発表した。
スマートアットドローンは、「簡単操作でドローンの活用を」をコンセプトに、農業における農作物の生育状態確認や、建築業における建物、道路検査など、幅広い分野に活用可能なサービス。
ドローンによる撮影データをもとにレポーティングする場合、動画をパソコンで再生、一時停止して画像データにした後、文書作成ソフトなどに張り付けてコメントを残すなど、データを活用するために多くの手間がかかる。
スマートアットドローンは、撮影した動画と航路情報を取り込み、動画と航路の情報を連携させることが可能。また、動画を再生し、気になる箇所を手動でクリッピングし、コメントを入力することが可能。これにより、撮影データ、航路、クリッピング箇所とコメント、履歴をまとめて管理することができる。定期的な観測や検査などの作業を効率化できる。
また、これらの情報を簡単にレポート化して、クラウド上で共有することも可能としている。
サービスは、今後も継続的に機能を拡充し、2017年中にはドローンの航路をより簡単に設定する機能や、サイバートラストの電子証明書を利用したセキュリティ強化、目視での確認を補完するAI(人工知能)による画像解析機能を実装する予定。