米マツダ、タカタ製エアバッグで8万5000台を追加リコール

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マツダCX-7
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米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)は1月11日、マツダの米国法人、北米マツダからタカタ製エアバッグインフレータの不具合による追加リコール(回収・無償修理)の届け出を受けたことを明らかにした。

今回のリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時に、インフレータ容器が破損し、乗員が負傷するおそれがある。

追加リコールの対象になるのは、2007‐2009年モデルの『CX-7』『CX-9』と、2009年モデルの『アテンザ』、2012年モデルのCX-7、CX-9、アテンザ。米国で販売された8万5098台が、リコールに該当する。

北米マツダでは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において3月上旬から、助手席エアバッグインフレータを交換するリコール作業を行う予定。

《森脇稔》

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