BMWの二輪部門、BMWモトラッドは1月17日、2016年の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去最高の14万5032台。前年比は5.9%増と、6年連続で販売記録を更新した。
市場別では、地元ドイツが前年比4.5%増の2万4894台と牽引。米国が過去2番目に多い1万3730台で、ドイツに続いた。フランスは6.4%増の1万3350台、英国は7.1%増の8782台、スペインは19.4%増の9520台を売り上げた。
車種別では、『R 1200 GS』が前年比7%増の2万5336台を売り上げ、最量販モデルに君臨。『R1200 GSアドベンチャー』が18.8%増の2万1391台、『R1200 RT』が11.9%減の9648台で、これに続いた。
BMWモトラッドは2020年までに、年間20万台を販売する計画。2017年も新車攻勢で、さらなる販売増を目指す方針。
BMWモトラッドのステファン・シャラー社長は、「過去6年間で、年間販売台数およそ5割増えた」とコメントしている。