米国の自動車最大手、GMは1月上旬、中国における2016年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる387万0587台。前年比は7.1%増だった。
GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。
ブランド別では、シボレーが52万5273台を販売。前年比は14.2%減と2年連続のマイナス。これは、主力車がモデルチェンジを控えていたため。
ビュイックブランドは、新記録となる118万0372台を販売。前年比は19%増と、引き続き2桁の伸びを示す。主力の『エクセルGT』をはじめ、SUVの『エンビジョン』の販売が好調だった。
キャデラックブランドは、初の年間10万台超えとなる11万6406台を販売。前年比は46%増と、2桁増を保つ。『CT6』や『SRXクロスオーバー』後継車の『XT5』投入の効果が出た。
GMチャイナのマット・チェン社長は、「2017年も引き続き、顧客の要望に耳を傾け、顧客のニーズを満たしていく」と述べている。