ドイツに本拠を置く自動車部品大手、コンチネンタルは12月16日、高解像度デュアルディスプレイを初めて量産し、新型メルセデスベンツ『Eクラス』に純正採用されたと発表した。
新型Eクラスの内装で目を引くのは、ダッシュボード中央の大型モニター。12.3インチ(31.2センチ)のワイドディスプレイが設定される。また、ドライバー正面のメーターも、アナログとデジタルの2種類を用意。デジタルの場合、サイズは同じく12.3インチ。30センチ以上の巨大スクリーンが2つ並ぶ未来的なインテリアとなる。
2つの高解像度12.3インチワイドディスプレイは、2つのディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイが特徴。空中に浮かんでいるように見え、インテリアデザインの水平方向の流れを強調する中心要素となっている。
また、インストゥルメントクラスターとなるこのコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るべきさまざまな情報を表示する大型ディスプレイと、センターコンソール上方にセンターディスプレイを持つ。
コンチネンタルのインパネおよびドライバーHMI事業部のFrank Rabe代表は、「コンチネタルはこのセグメントにおいて、独特の提案を行っている」と述べている。