椿本チエインは、外部からの不正アクセスによって個人情報が流出したと発表した。
同社が管理・運用している「TT-net」(つばきパワトラ総合技術サイト)で、外国籍サーバーからの不正アクセスがあり、会員登録している顧客情報の一部が流出したことが判明した。
TT-netは、チェーン、減速機など同社パワトラ商品のカタログ情報、アプリケーション事例、外形図面や選定ツールなどを提供する技術情報提供サイト。
流出した可能性がある会員情報はメールアドレス、氏名、ログインユーザー名、パスワード。不正に閲覧された可能性のある会員数は6万4742人。
同社では、TT-net登録会員全員に、11月11日付けでメールで個別にお詫びを伝えるとともに、パスワード再設定を要請。サイトは、セキュリティ対策を完了したサービスメニューより順次再開する予定。