【日産 ノートe-POWER】Vモーショングリルはこれまでの流れから生まれた

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新型日産『ノート』は、同社がグローバルに展開してるVモーショングリルを採用し、よりシャープな印象を与えているという。

「このVモーショングリルは、小型ハッチバックから大型セダンに至るまで 全車に適用可能なテーマになっている」と話すのは、日産グローバルデザイン本部グローバルデザイン戦略部エグゼクティブデザインダイレクターの青木護さん。パリショー16でデビューした『マイクラ』や、ブラジルで発表したSUV『キックス』にも採用していることを例に挙げ、「ノートだからやりにくいということはない」という。

これまで日産には、商用車、SUV系のアングルストラットや、セダン系の通称“裃グリル”などいくつかのフロントバリエーションを持っていた。このVモーショングリルは、「その両をひとつに統合して新しい顔を作るという流れだ。つまり、突然新しいものを作ったのではなく、歴史の中でそれぞれを進化発展させひとつにしたのだ」と説明。

そのデザインは、「Vモーショングリルのセンターのふくらみからキャビンに至る大きなボリューム構成を持っている。そこに、フロントフェンダー、リアフェンダーがそれぞれ融合するような立体構成だ」と青木さん。「日産全車を通して表現しようとしている、ダイナミックでスタンスのいいきびきびした形を出すには、(Vモーショングリルの)ボリューム構成は合っていると思う」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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