トヨタの中型SUV、ハイランダー…米国でリコール

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トヨタ自動車の北米市場における主力中型SUV、『ハイランダー』。北米トヨタは10月21日、2016年型ハイランダーのリコール(回収・無償修理)を、米国で行うと発表した。

今回のリコールは、ブレーキ系統の不具合が原因。北米トヨタによると、ブレーキフルードタンクのセンサーのワイヤーハーネスが、組み付け上のミスでつながっていない可能性があり、ブレーキフルードの残量警告灯が点灯しないおそれがあるという。

これが、米国の安全基準に抵触。残量警告灯が点灯しなければ、事故のリスクが増す。

リコールの対象になるのは、2016年モデルのハイランダーの一部。米国で販売された約7100台がリコールに該当する。

米国トヨタ販売は、対象車両を保有する顧客に通知。販売店で車両の点検を行った上で、ワイヤーハーネスを正しく接続するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

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