住友理工、山形生産拠点を開所…自動車用防振ゴムを地産地消

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自動車用防振ゴム
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  • 開所式でテープカットに臨む出席者
  • 新工場を背景に記念写真に納まる出席者

住友理工は10月11日、自動車用防振ゴム製造・販売会社、住理工山形(SRK-YG)の開所式を開催した。

住友理工グループは現在、23か国105拠点で事業を展開。基幹となる自動車用防振ゴム事業では、主に日系自動車メーカー向け製品として、小牧製作所(愛知県小牧市)を中心とする国内拠点で生産してきた。

今回、為替変動の影響を受けない事業基盤の再構築と、地産地消で競争力のある製品の安定供給を目的に、SRK-YGを設立。6月に稼働を開始しており、小牧製作所、住理工九州(大分県豊後高田市)と合わせて、日本全国をほぼ網羅する拠点網を構築した。

開所式には、トヨタ自動車東日本の白根武史社長をはじめとする取引先や住友理工グループ関係者ら約50名が出席。住友理工の西村義明会長兼CEOは「東日本での拠点設立という長年の夢が叶った。まだまだ若い工場だが、世界に羽ばたくマザー工場にしたいと思っている」とあいさつした。

《纐纈敏也@DAYS》

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