ボルグワーナーは10月7日、タイ・ラヨーン県のイースタンシーボード工業団地に、ターボチャージャーの生産工場を新設することを発表した。
新工場の敷地面積は6500平米、アジア地域に拠点を置く、グローバル自動車メーカー各社に供給するターボチャージャーを生産する。竣工は2017年5月の予定。
ボルグワーナーのターボチャージャー関連事業を展開するグループ会社、ボルグワーナー・ターボシステムズのフレデリック・リサルド社長兼事業本部長は、「アジアの自動車メーカーにとって、タイは非常に重要な生産拠点だ。私たちは、現地での生産を通じて顧客にサービスを提供できるよう、戦略的に選定した立地に本工場を設立する。需要が増加している日本の顧客に対応する新たな施設の着工を発表できることを、大変うれしく思う」と述べた。