ホンダのマレーシア法人は9月28日、マレーシアで9月24日に起きたホンダ車のドライバーの死亡事故に関して、「タカタ製エアバッグインフレータの異常破裂が確認された」と発表した。
この事故は9月24日、マレーシアのジョホール州で発生。現時点では、ドライバーの死亡原因は特定されていない。しかし、マレーシア警察の調査の結果、当該事故車両の2009年式『シティ』において、タカタ製エアバッグインフレータの異常破裂が確認されたという。
この事故を起こしたシティについては2015年7月10日、ホンダがマレーシアでのリコール(回収・無償修理)を発表。ホンダは顧客にリコールの通知をしていたものの、まだリコール作業を受けていなかった。
なお、ホンダは7月23日、2009年式シティに関して、タカタ製エアバッグインフレータの助手席側についても、リコールも発表。ただし当該事故では、助手席エアバッグは展開していないという。
ホンダマレーシアは、「ご遺族にお悔やみ申し上げる。当局の調査に協力していく」とコメントしている。