米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドが、警察用車両として販売している『カプリス』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから、シボレー カプリスの警察向け車両と『SS』に関して、リコールの届け出があった」と公表している。
今回のリコールは、シートベルトの不具合が原因。GMによると、運転席のシートベルトテンショナーのケーブルが、繰り返しの使用で疲労。ケーブルが切断されるおそれがあるという。
リコールされるのは、2014‐2016年モデルの一部。カプリスの警察向け車両とSSを合わせて、米国で販売された1万5486台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に通知。販売店において、点検を行い、損傷したケーブルを交換するリコール作業を実施する。