レクサス勢は苦戦。YH装着の#19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛&国本雄資)が唯一Q2に進んで8位となったが、BS装着の5台はQ1で全滅、#36 au TOM'S RC F(伊藤大輔&N.キャシディ)の10位が最高だった。2014年の現行規定車導入以降、ホームコース富士で勝っていないレクサス勢、決勝で巻き返しなるだろうか。
GT300クラスのポールポジションは#55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一&小林崇志/BS)が獲得。#55 BMW M6もGT500の#12 GT-R同様、第2戦に続く富士戦連続ポールとなった。
そして#55 BMW M6も前戦SUGOは「思い出したくないレース」と小林が語るくらいに流れがわるかった。それだけに「クルマがコースに合っていることは分かっている」(高木)という富士に戻り、「ここで勝たないとどこで勝つんだ、くらいの気持ちで入ってきています」(小林)。前回の富士戦では“ポール・トゥ・2位”ながらも一定の満足感を得られたところだったが、今回は「最低でも優勝」(高木)という時節柄(過去の五輪で)聞いたような決意を胸に決勝へと臨む。
GT300クラスの予選2~6位は以下の通り。
2位 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(R.ライアン&藤井誠暢/ダンロップ=DL) 3位 #51 JMS LMcorsa 488 GT3(都筑晶裕&新田守男/YH) 4位 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人&山内英輝/DL) 5位 #4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝&片岡龍也/YH) 6位 #31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀&中山雄一/BS)