ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツ傘下のスマート。その最新モデルに設定されるEVに関して、デビュー時期が決定した。
これは、メルセデスベンツを擁するドイツの自動車大手、ダイムラーが、ドイツで開催した新技術発表会「Tec Day」において明らかにしたもの。「スマート 『フォーツー』および『フォーフォー』のEVを、9月にフランスで開催されるパリモーターショー16で初公開する」と発表している。
スマートのEVといえば、先代フォーツーに用意されていた。新型では、フォーツーだけでなく、復活を遂げたフォーフォーにも、EVがラインナップされる。
新型フォーツー と フォーフォーは、新型ルノー『トゥインゴ』と車台を共有。ダイムラーとルノー日産の提携関係を生かして、新型フォーツーとフォーフォーのEVには、ルノーの小型EV、『ZOE』と同じルノー製モーターが搭載される見込み。
また、バッテリー(二次電池)は、ドイツ・カーメンツのダイムラーの子会社、ドイチェ・アキュモーティブ社で生産する計画。ダイムラーは新型スマートEVについて、「フォーツーのクーペとカブリオ、フォーフォーの3ボディに設定する」と説明している。