米国のEVメーカー、テスラモーターズ。同社が商用車事業に進出することが分かった。
これは7月20日、テスラモーターズが発表した「マスタープラン パート2」の中で、イーロン・マスクCEO明らかにしたもの。マスタープラン パート2は、今後10年の方向性を示した同社の中期経営計画。
このマスタープラン パート2において、マスクCEOは、「我々には、あと2つのタイプのEVが必要。それは、大型トラックとバス」と明言している。
大型EVトラックは、テスラ『セミ』と命名。貨物輸送のコストを大幅に削減するだけでなく、安全性を向上させ、操作の楽しさも追求する。EVバスは、中央の通路をなくし、入口部分にシートを置いて乗客密度を上げるのが特徴。さらに、周囲の車両に合わせて、アクセルとブレーキを自動操作する。
テスラモーターズは、「大型EVトラックとバスは、開発の初期段階にあり、2017年には発表できる予定」とコメントしている。