スズキは7月21日、『イグニス』のドアハンドル(外側)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは『イグニス』1車種で、2016年1月8日から6月28日に製造された1万5437台。
ドアハンドルの設計が不適切なため、引いた際、吸湿して膨張した可動部がハンドルケースと干渉して引っ掛かり、初期状態に戻らないことがある。そのため、確実にロックされず、最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがある。
改善措置として、全車両、対策品のドアハンドルに交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第、再度入庫の通知をする。
不具合は38件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。