マセラティの新型SUV、レヴァンテ を増産

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マセラティ レヴァンテ
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欧米の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は、イタリア・トリノのミラフィオリ工場において、マセラティ『レヴァンテ』を増産すると発表した。

今回の増産は、レヴァンテの販売が好調なことを受けての対応。ミラフィオリ工場では、2シフト制を導入。レヴァンテの増産に乗り出した。

また、今回の増産に伴い、従業員をおよそ700名増員。従来のおよそ500名に加えて、およそ1200名がレヴァンテの組み立てに従事する。夏の期間中、さらなる増員も計画している。

レヴァンテは、マセラティの100年以上の歴史において、初のSUV。レヴァンテのデザインは、マセラティブランドとイタリアらしさを明確に表現したもの。フロントマスクは、マセラティ車に共通するアグレッシブなデザイン。フロントフェンダーの3連エアダクトも、マセラティの象徴。

ガソリンエンジンは、3.0リットルV型6気筒ツインターボで、2種類のチューニングが存在。標準グレードの「レヴァンテ」は、最大出力350hpで、0-100km/h加速6秒、最高速251km/hの性能。高出力版の「レヴァンテS」は、最大出力が430hpに引き上げられ、0-100km/h加速5.2秒、最高速264km/hのパフォーマンスを発揮する。

《森脇稔》

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