【スーパー耐久 第3戦】決勝レース出場をかけた「敗者復活レース」、各クラスとも白熱

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」
  • 2016スーパー耐久第3戦「敗者復活レース」

2016年のスーパー耐久第3戦鈴鹿。決勝出場をかけた敗者復活レースが11日に開催。いつもとは違う予選方式に各クラスとも白熱のバトルが繰り広げられた。

今回は通常のA・Bドライバーの合計タイムで順位が決められた後、ST-X、ST-1クラスを除く4クラスの4位以下が集められ、100分間の予選レースで明日の決勝への最終出場枠を決めるという方式。各クラスともに上限が決められており、ST-2は3台中1台。ST-3クラスは5台中3台、ST-4クラスは20台中13台、ST-5クラスが9台中5台。そこに入りきれなかったチームは予選落ちとなる。

今回は通常では、予選からST-4クラスは開幕2連勝中のNo.13ENDLESS・ADVAN・86が6番手に落ち敗者復活レースへ。ST-5クラスでも前回SUGOで完璧なレース運びをみせたNo.88村上モータースMAZDAロードスターNDがトップ3に入れないなど、波乱の連続だった。

通常通りローリングスタートでレースが始まると1周目から各車が果敢に順位を奪い合い、いつもの耐久レースでは見られない激しいバトルが序盤から各所で展開された。

そんな中、開始30分を過ぎたところでST-2クラスのマシンが1台ストップ。同時にコース上にオイルが出たためセーフティカーが導入された。この間に義務のピット作業を早々と済ませるチームもあるなど、100分の短期決戦ながらピット戦略で大きく明暗が分かれるクラスもあった。

レース再開後も各クラスで熱戦が展開。特にST-5クラスは最終ラップで当落線上となる5位争いが白熱。最後は粘り強く逃げ切ったNo.2ホンダカーズ野崎with CUSCO&FUJITSUBOが0.9秒差で先着。決勝への切符を掴み取った。

この他にも、予選で苦戦していた13号車、88号車も無事に通過。1台のみの狭き門だったST-2クラスはNo.505ビズキューブレーシングランサーXが決勝への進出を果たした。

敗者復活レースでは計22台が出場権を獲得し、午前中に通過したチーム達と共に明日15時15分からの4時間耐久レースに臨む。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集