三菱自、登録車販売除き、生産・販売ともに前年同月比マイナス…燃費不正の影響大

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三菱自動車の水島製作所(資料画像)
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三菱自動車工業は30日、16年4月の生産・販売・輸入実績を明らかにした。同社総生産は8万0343台、前年比88.5%と落ち込んだ。国内販売は総販売台数3587台、前年比85.1%だった。

生産の内訳では、国内生産は3万8713台。15年9月以来7か月ぶりに前年同月比減の83.3%だった。海外生産は4万1630台。15年5月以来12か月連続で前年同月比減の93.9%だった。中国。タイのアジア地域では4万0760台を生産、前年同月比118.8%の伸びを見せたが、他の地域の落ち込みをカバーできなかった。

国内販売には、軽自動車の燃費不正操作の影響が顕著に出ている。登録車は2110台。『ミラージュ』、『アウトランダー』の好調な売れ行きに支えられ全体で137.9%の伸びだった。しかし、軽自動車は1477台、前年同月比55.1%と、大きく落ち込んでいる。その結果、国内販売は16年3月以来2か月連続の前年同月減の85.1%となった。

国内販売を登録車に限定すると、4月までの国内販売は好調だ。1~4月で1万7591台。前年比122.2%を維持している。4月単月の前年比較では
・ミラージュ 231台(135.9%)
・アウトランダー 176台(409.3%)
・アウトランダーPHEV 250台(133.0%)
・デリカD:2 620台(287.0%)

「昨年のモデルチェンジで大幅な商品改良を行い、走行性能、静粛性ともに向上しているため」(同社広報部)

一方、4月20日の燃費不正公表以来、生産・販売を停止した軽自動車については、
・ekワゴン・ekカスタム 447台(43.5%)
・ekスペース 169台(24.4%)

また、輸入出荷台数は3万3986台、前年同月比では96.0%と下回ったが、1~4月では14万9559台(109.3%)と、暦年では前年を上回る状態が続いている。
《中島みなみ》

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