【人とくるまのテクノロジー16】現行 リーフ の倍、60kWhバッテリーを参考出品…日産

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60kWhバッテリーを参考出品した日産(人とくるまのテクノロジー展2016横浜)
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電動化・知能化がテーマの日産は、24kWhから30kWhに容量アップしたリチウムイオンバッテリーや、それを組み込む『リーフ』などを紹介。参考出品された高エネルギー密度60kWhバッテリーは、「リーフに搭載されるバッテリー受箱に収まる」という。

「現行の倍の容量のバッテリーも積めるというメッセージを込めた。この60kWhバッテリーの下枠は現行リーフのもの。つまり水平方向のサイズは同じ。高エネルギー密度化したが体積が増えたのは高さだけ。これを座席下にどう収めるかで搭載が可能となる」。

同社は、既存の24kWhバッテリーを30kWhにアップしたさい、4セル×48モジュールを8セル×48モジュールに変更し「構造の最適化」を行うことで、体積を増やさずに全体容量2割アップに成功。リーフの航続距離を280kmへと延長させた。

同社は、「今回の“倍増版試作品”も、高さだけ少しアップしただけで実現できた。これをどう積むか、またどう小さくするかが今後の課題」とも話していた。

また30kWh化のさい、バッテリー容量低下抑制技術もすすみ、8年16万km保証も実現。電極材料も変更され、容量アップ前と同じ時間で急速充電(80%)が可能になった。「60kWhバッテリーについても、耐久性、寿命、充電性能などの向上を図っていきたい」とも伝えていた。

《レスポンス編集部》

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